5年生 手話の講義
- 公開日
- 2009/07/09
- 更新日
- 2009/07/09
5年
福祉実践教室で5年生は手話の講義を受けました。
耳の聞こえない人の生活や聾学校のお話、耳の聞こえない人はどうやって会話をしているかなどの話を聞きました。
耳が聞こえない人は、口話・身ぶり・筆談・空書き・指文字・手話を使って話をするそうです。
口話は口の動きだけで会話をします。実際に廣野先生が口話をし、何を話したのかみんなで考えました。音がなく口の動きだけで内容を聞き取るのはとても難しく「え、なんて言ったの?」「わからん!!」と口話の難しさを実感していました。
身ぶりの体験もさせていただきました。代表の子5人がおにぎり・ブドウ・リンゴ・イチゴ・サクランボの身ぶりをし、何を現しているのか考えました。身ぶりをする子の中には、どうやって現せば良いのかわからず困っている子もいました。また、「おはようございます」や「ありがとう」などあいさつの手話も教えてもらいました。
最後に、車椅子に乗っている人、目が見えない人、耳が聞こえない人など障害をもった人と出会ったときには「何か手伝いましょうか」と自分から声をかける勇気を持ってほしい、とお願いされました。福祉実践教室を通して、障害を持っている人の大変さを知った子ども達は「はい!」と心強い返事をしていました。