6年生 人権講座
- 公開日
- 2013/12/16
- 更新日
- 2013/12/16
6年
人権週間最終日の10日(火)に、認知症を通して、人権を考える人権講座を行いました。
認知症とは、脳の病気であり、脳の海馬というところが機能しにくくなり、新しい情報をすぐに忘れてしまったり、今まで覚えていたことも忘れてしまったりする病気です。
講座では、認知症の人とどう接すればいいのかを質問形式で考えました。
認知症の人が散歩中に家に帰れなくなり、警察にお世話になった時の家族の気持ちと本人の気持ちを考えました。本人の気持ちは「かなしい。そんなつもりはないのに」という意見、家族の気持ちは「自分たちにも、周りの人にも迷惑かけないで」という意見がでました。子ども達は、認知症の人とその家族の気持ちを悩みながら考えてました。
また、レジでお金を支払おうとしている認知症の人に対して、後ろに並んでいる人がどう対応すればいいのか考えました。
人権講座を通して、『相手の立場になって考えること、またその人に自分が何ができるのか、できないのかを考えること』を学びました。
普段の生活でも、人に思いやりをもって接しましょう。